Tシャツの新作「1st AVG Flying Tigers」と「Mosquito Club」
ブログに取り上げるには時間が空いてしまいましたが、Tシャツトリニティに「1st AVG Flying Tigers」と「Mosquito Club」をアップしています。
日米宣戦布告後には義勇兵という意義が失われたために義勇兵としてのフライングタイガースは解散となります。
その後、本国に帰る隊員もいるなかで数人は中国に残り、フライングタイガースの名称と共にチャイナエアタスクフォース(CATF 1942年7月〜43年5月)を経てアメリカ第14空軍(1943年5月〜45年12月)の所属となります。
このようにフライングタイガースは短期間のうちに変遷を繰り返すのですが、AVGの時期を指すときは「1st〜」、「Original〜」と表記されています。
ちなみにフライングタイガースに配備された戦闘機(カーチスP-40)にも、この虎の絵柄が描かれていましたが(上写真)、1stAVGが解散してチャイナエアタスクフォースの時期になるとデザインが変更となり、中華民国空軍のマーク、アメリカの国旗のデザインのハットと破れた日本の国旗が描き加えられています。
今回のTシャツの虎の絵柄はウィキペディアにあった写真やディズニーの原画等、当時のいろいろな絵を参考にして新たに描き起こしています。Tシャツトリニティでも「アメカジTシャツ特集」と「モーターTシャツ特集(?)」に掲載していただいたデザインとなっています。
次にモスキート部隊です。
モスキート部隊は朝鮮戦争(1950~1953年)時に活動していた航空部隊です。韓国人のパイロットで構成され、土地勘の無い国連軍パイロットのために案内役として飛んでいました。
「1st AVG Flying Tigers」
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※デザインをリニューアルしました。 |
フライングタイガースは日米開戦前の1941年にアメリカにて編成された航空部隊です。
中国側の要請により、アメリカが中国を支援するための義勇兵(American Volunteer Group、AVG)として陸軍や海軍のパイロットを集めて編成し、CBI戦域(中国・ビルマ・インド)で旧日本軍と交戦しています(1941年9月〜42年7月)。日米宣戦布告後には義勇兵という意義が失われたために義勇兵としてのフライングタイガースは解散となります。
その後、本国に帰る隊員もいるなかで数人は中国に残り、フライングタイガースの名称と共にチャイナエアタスクフォース(CATF 1942年7月〜43年5月)を経てアメリカ第14空軍(1943年5月〜45年12月)の所属となります。
このようにフライングタイガースは短期間のうちに変遷を繰り返すのですが、AVGの時期を指すときは「1st〜」、「Original〜」と表記されています。
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当時の戦闘機「カーチスP-40」に描かれていた「フライングタイガース」のイラスト。 右に立っているパイロットは「フライングタイガース」の第3戦隊「ヘルズエンジェルス」の フライトリーダーでエースパイロットのロバート・T・スミス。(Wikipediaより) |
ちなみにフライングタイガースに配備された戦闘機(カーチスP-40)にも、この虎の絵柄が描かれていましたが(上写真)、1stAVGが解散してチャイナエアタスクフォースの時期になるとデザインが変更となり、中華民国空軍のマーク、アメリカの国旗のデザインのハットと破れた日本の国旗が描き加えられています。
今回のTシャツの虎の絵柄はウィキペディアにあった写真やディズニーの原画等、当時のいろいろな絵を参考にして新たに描き起こしています。Tシャツトリニティでも「アメカジTシャツ特集」と「モーターTシャツ特集(?)」に掲載していただいたデザインとなっています。
「Mosquito Club」
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次にモスキート部隊です。
モスキート部隊は朝鮮戦争(1950~1953年)時に活動していた航空部隊です。韓国人のパイロットで構成され、土地勘の無い国連軍パイロットのために案内役として飛んでいました。
モスキート部隊について資料があまりないというか、探してもあっさりとした内容のウィキペディアか某ブランドの説明文くらいしか目に入ってこないので、私自身はこの部隊の詳細を良く掴めていません。
しかしながら、この部隊を語る上で欠かせない写真があります。
これは1954年2月にマリリン・モンローが韓国に駐留中の米軍に慰問として訪ねた際の写真なのですが、彼女が着用しているB-15フライトジャケットにこの部隊のパッチが付いていたのです。
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Marilyn Monroe in Korea wearing a 6147th Tactical Control Group jacket, February 1954(Wikipediaより) |
これは1954年2月にマリリン・モンローが韓国に駐留中の米軍に慰問として訪ねた際の写真なのですが、彼女が着用しているB-15フライトジャケットにこの部隊のパッチが付いていたのです。
マリリン・モンローがこのジャケットを着た経緯はわかりませんが、彼女が着ていたというだけで知名度もストーリー性も充分なモスキート部隊。各アメカジブランドが定番してこのB-15フライトジャケットのレプリカモデルをリリースするのも頷けるものがあります。
Tシャツのデザインとしては、モスキートクラブの文字に、部隊の正式名称である6147th Tactical Control Group。Fifth Air Forceは現在も日本と韓国方面に展開するアメリカ第五空軍で、K-47 AIR BASEは韓国のChuncheonの辺りにあった空軍基地です。
※デザインを若干変更しました。
Tシャツトリニティ→Mosquito_Club
Tシャツのデザインとしては、モスキートクラブの文字に、部隊の正式名称である6147th Tactical Control Group。Fifth Air Forceは現在も日本と韓国方面に展開するアメリカ第五空軍で、K-47 AIR BASEは韓国のChuncheonの辺りにあった空軍基地です。
※デザインを若干変更しました。
Tシャツトリニティ→Mosquito_Club
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