【詐欺】初心者には危険すぎるクラウドワークス

詐欺アカウントが初心者を食い物にするクラウドワークス

はじめにお断りしますが、この投稿はクラウドワークス自体を貶めようという意図は無く、クラウドワークス初心者へのアドバイスを目的としています。

最近、空いた時間を利用してクラウドワークスを始めました。ランサーズに代表される、クライアントとワーカーとのやり取りの場を提供するクラウドソーシングサービスです。

クラウドワークスには毎日沢山の人が登録しており、その中には何のスキルも持たない人もいます。彼らは一番初めの仕事として、誰でも簡単に出来る案件を引き受けようとします。
そして、クラウドワークスに蔓延する詐欺アカウントの標的も、彼らのような初心者達なのです。

登録して間も無い初心者ワーカーを狙う詐欺アカウント

経験上、クラウドワークス初心者に直接声をかけてくるクライアントは詐欺アカウントで間違い無いです。

私がクラウドワークスに登録したときも、誰も知らないはずの私のアカウントに次から次へとスカウトのDMが来ました。内容は様々でしたが「初心者でも稼げる」「空いた時間で在宅ワーク」などと、怪しさ満点のセールスコピーが羅列されていました。

こういうメールを送ってくるアカウントは、詐欺のために作られたアカウントです。プロフィールを見ればアカウント登録したばかりだったり募集の実績が皆無だったりと、見分け方は簡単です。
しかしクラウドワークス初心者はクライアントのプロフィールを見ないので、怪しい点にも気づかず簡単に騙されてしまいます。

クライアントのプロフィールは詐欺アカウントかどうかを見分けるための重要な情報です。本人確認や実績など、隅から隅まで細かくチェックしましょう。
不審な点があった場合は、メッセージで直接聞くことも重要です。反応が無かったりまともな返答が無ければ、深追いせずにそのクライアントをブロックして、今後目に入らないようにしましょう。

トラブルの多い発送代行

クラウドワークスには「みんなのお仕事相談所」という物があり、クライアントとワーカーの両方から、疑問・質問とそれに対する答えが書き込まれます。
そんな相談所に毎週のように書き込まれるのが「発送代行」についてです。

発送代行の詐欺は、報酬や商品購入代金が後払いとするのが常套手段です。契約後はスムーズに取引が進みますが、ワーカー側が作業を進めた後、報酬を支払う段階になってクライアントが音信不通。商品代や経費がそのままワーカー側の損害になります。
こうなってしまった場合、クラウドワークス運営は動いてくれません。解決するには警察か弁護士に相談するしかないので、発送代行にはくれぐれも注意して下さい。

個人情報を渡してはダメ

詐欺クライアントの中には、本人確認の為の書類や銀行口座を要求してくる物があります。しかし、これらは大切な個人情報なので、絶対に渡してはいけません

クライアントとワーカーはクラウドワークスというシステムの上で取引しているので、本人確認はクラウドワークスの認証だけで十分です。個人情報を要求する方が異常なので、こういうアカウントはブロックして運営に通報して下さい。

銀行口座にしても、クラウドワークスではクライアントとワーカーの直接的な金銭の取引を禁止しているので、そもそもがアウトです。即座に運営に通報しましょう。

クラウドワークス初心者ができる詐欺対策

クラウドワークス初心者がなぜ騙されるか、それは初心者だからです。クラウドワークスという仕組みを知らずに足を踏み入れてしまったが為に、騙されてしまうのです。
ならば騙されない為にはどうすれば良いか?対策はクラウドワークスを知ることです。

規約を読む

今の世の中オンラインでもオフラインでも規約は付き物です。しかしながら殆どの人は規約を読みません。大抵の人が最後のチェックマークに印を入れて、了承ボタンを押して終わりです。

しかし、ことクラウドワークスに関しては絶対に目を通さなければなりません

詐欺アカウントの殆どは規約違反をしながらワーカーを募集しています。対象は規約を読まない初心者ワーカーです。初心者は規約を知らないので、規約違反の案件にあっさりと騙されます。

反対に規約を知っていれば、詐欺アカウントの怪しい仕事に引っかからずに済みます。自分自身を守る為にも、規約は必ず読んで下さい。

みんなのお仕事相談所を読む

前述しましたが、クラウドワークスの中にある「みんなのお仕事相談所」。ここには毎日の様にクラウドワークス初心者から詐欺クライアントについて相談があります。

相談の内容は似たり寄ったりなので、これまでに詐欺クライアントが同じ様な手口で沢山のクラウドワークス初心者を喰いものにしていることが読み取れます。

それは裏を返せば「みんなのお仕事相談所」の中に詐欺クライアントの手口の記録があるということなのです。

詐欺クライアントに騙されてから「みんなのお仕事相談者」に書き込むのでは遅すぎます。騙される前に・騙されないためにも「みんなのお仕事相談者」は必ずチェックして下さい。

まとめ

クラウドワークスの運営は取引の健全化を目指して、日々改善に取り組んでいます。しかし詐欺クライアント対策に於いては不十分なのが現実です。
そういった中で、クラウドワークスで活動するには、ワーカー側が細心の注意を払い、信頼できるクライアントと詐欺クライアントを見分けていかねばなりません。
詐欺クライアントが投げかける安易な言葉に騙されないよう、初心者の方たちは十分注意して下さい。

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